グループ代表である東城久幸の長年の研究によりアクアリウムを観ることで人の脳内の波長がレム睡眠時に見られるとても心地よいθ（ｼｰﾀ）波が出ることが分かりました。脳波とは脳がさまざまな働きをしているときに生じる微弱な電流波形であり、δ（ﾃﾞﾙﾀ）波1～3Hz・θ（ｼｰﾀ）波4～7Hz・α（ｱﾙﾌｧ）波8～13Hz・β（ﾍﾞｰﾀ）波14～30Hz・γ（ｶﾞﾝﾏ）波30Hz～の5つがあります。この5つは周波数によって分類されています。数値が小さくなるほど睡眠状態になり、大きくなるほど覚醒状態になります。
通常θ波はノンレム睡眠の第1段階、すなわち寝入りばなにα波と交代するようにして出てきます。α波以上にリラックスできる状態です。
人が頭を使い活発に行動しているときはリラックスモードの波長は現れません。目をつぶり心地の良い音楽を聴くとリラックスでき、α波が現れます。椅子に座り心地の良い音楽を聴きアクアリウム水槽を見ているとその波の揺らぎや魚たちに癒されθ波が出るのです。 これは38億年前から海の中で生きてきた生命の記憶が呼び起こされるものと考えます。
θ波が出ることで人間の持つ自然治癒力の素であるNK細胞等の働きがより活発になると考えられます。結論としてアクアリウムを観ることで病にかかりにくくなり、治りやすくもなるのです。今後この研究をさらに進めていきたいと考えています。